水中写真家鍵井靖章
私は約30年間、海に潜り、撮影を続けています。水中写真家という立場で、年々変化していく海の姿を撮影しています。
科学的に海を観察している訳ではないので、どのくらい海の状況が悪化しているのか、数字などで表すことはできません。
しかし、人間生活の受け皿となっている海が今後、良くなっていくようにはどうしても思えないのです。
未来の子供達に、健全な海を残していきたい。そのような思いを抱き、私は水中写真を継続的に撮影しています。
海のSDGsプロジェクト『プリンス・オブ・マーメイド』は、エンターテインメントの持つ大きな影響力で、皆さんが「海の今、そして未来」を考えるきっかけになってくれることを願っております。